アクセスの構成
■アクセスの構成について説明します。
■アクセスを使用する場合、まずアクセスの画面の構成を理解する必要があります。
アクセスを立ち上げて、「空のデータベース」を開くと以下のような画面が表示されます。

まだ、何も作っていませんので、テーブルやクエリなどは、何もありません。
データが何もないとイメージがわきませんので、実際のデータの入ったアクセスで説明します。
以下の例です。

■まず、覚えることは、3つあります。
- オブジェクトとは何か?
- 「開く」と「デザインビュー」の違い
- 「新規作成」について
です。
■1.「オブジェクト」とは何か?
まず、「オブジェクト」について説明します。
「オブジェクト」とは、日本語では、「目的、物」などの意味です。
「アクセスの全体像」で説明した、アクセスの機能のグループだと思ってもらったらよいと思います。
- テーブルは、データを保存する場所です。
- クエリは、データを抽出、加工することができます。
- フォームは、入力する画面などを作成します。
- レポートは、帳票を作成します。
- マクロやVBAは、プログラムです。、
そのひとつのオブジェクトをクリックすると、それぞれの内容が中央に表示されます。
上の例で言いますと、
左にオブジェクトの「テーブル」グループから「クエリ」「フォーム」「レポート」「マクロ」「モジュール」グループの内容が表示されています。
「テーブル」グループの中に、「製品マスター」のテーブルのオブジェクトがあります。
ここには、製品のデータが入っています。
クエリやフォーム、レポートも同じような構成になっています。
■2.「開く」と「デザインビュー」の違い
例えば、製品のデータを修正したいとします。
その時は、「製品マスタ」を右クリックして、「デザインビュー」をクリックします。
「デザインビュー」は、構成や内容です。
入っているデータを見たい場合は、「開く」をクリックします。
必ず、それぞれの個別のテーブルやクエリは「開く」と「デザインビュー」を持っています。
もうひとつ「フォーム」と「レポート」には「レイアウトビュー」がありますが、覚える必要はないと思います。
- 「デザインビュー」でその内容を修正します。
- 「開く」でデータを見ます。
テーブルの「デザインビュー」の例です。
データの項目を定義しています。

テーブルのデータです。「開く」をクリックすると表示されます。
データの中身です。
以下のようになります。

■3.「新規作成」について
「新規作成」の場合は、リボンの「作成」タブを使用します。
例えば、新しくテーブルを作りたい場合、リボンの「作成」タブの「テーブル」または「テーブルデザイン」を使用します。

●「Access(アクセス)の構成」の関連ページです。
|
[マイクロソフトアクセス(Access)活用法(ホームへ)]
09:582302