カーソルの順番(タブオーダー)
■今回は、「カーソルの移動の順番(タブオーダー)」を説明します。
これは、「フォーム」上で、「テキストボックス」などでエンターキーを押していくと順番にカーソルが移動します。
その順番です。
「タブオーダー」と読んでいます。
通常、「フォーム」を作成するとき、オートフォームやウィザードを使用すると、タブの順番はきれいになっています。
「テキストボックス」などを作成した順番になります。
でも、「フォーム」の「デザイン」で最初から、「テキストボックス」を作った場合や、「テキストボックス」の間に「コンボボックス」などを作成した場合は、エンターキーを押したとき、カーソルの移動の順番(タブの順番)がおかしくなります。
ユーザーのためには、必ず、このタブの順番をきれいにしてあげるのが親切です。
■設定のやり方です。
(1) まず、「テキストボックス」や「コンボボックス」などのコントロールに「名前」が付いているか確認します。
付いていない場合は、必ずつけてください。
(2)次に「テキストボックス」や「コンボボックス」などのコントロールがある場所、通常は「詳細」のところだと思いますので、「詳細」の所で「右クリック」します。
(3)「タブオーダー」をクリックします。
以下の画面が表示されます。

(4)右の「タブオーダーの設定」の順番にカーソルが移動します。
項目の行の左にマウスを持っていきます。
「右矢印」が表示されますのでクリックして行を選択します。
行が黒くなります。
(5)その項目をクリックしたままカーソルの移動先へドラッグします。
(6)カーソルの順番をきれいにします。
■1つだけ気をつけることがあります。
時々、「オートフォーム」などを使ってデータに連結した「フォーム」を作成する場合に、「タブオーダー」はきちんと設定しているのに、エンターキーが動かないケースがあります。
そのときは、その「テキストボックス」の「プロパティ」の「Enterキー入力時動作」を「規定」に変更してください。
「オートフォーム」などを使用すると何故か、この項目が「規定」以外になってしまる場合があるようです。
この「タブオーダー」は、プログラムを作成する方は、必ず設定して上げるとよいですね。
ユーザーの方は、入力作業がかなり楽になります。
●「Access(アクセス)のフォームの使い方 」の関連ページです。
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