アクセスのクエリの種類
■「クエリ」にはいくつかの種類があります。
大きく分けて3つあります。
- 1つは、「選択クエリです。
- 2つめは、「アクションクエリ」です。
- 3つめは、その他のクエリです。
それぞれの内容を説明します。
■1.「選択クエリ」
「選択クエリ」とは、データを取り出すだけのクエリです。
テーブルなどのデータを抽出したり、並べ替えたり、計算させることができます。
「選択クエリ」には以下のような種類があります。
クエリの種類 | 内容 |
---|---|
選択クエリ | データの抽出や並べ替えをおこないます。 |
集計クエリ | グループ別の集計をおこなうことができます。 |
重複クエリ | 重複したレコードを抽出することができます。 |
不一致クエリ | 2つのテーブルを比較して、不一致のレコードを抽出することができます。 |
パラメータクエリ | クエリを実行するとボックスが表示され、そこに入力したデータを表示します。 |
クロス集計クエリ | 縦横の集計をおこなうことができます。 |
よく使用するのは、「選択クエリ」「集計クエリ」「パラメータクエリ」です。
■2.「アクションクエリ」
次に「アクションクエリ」です
アクション(行動)するクエリです。
テーブルの1部のデータを一活で修正したり、テーブルにデータを追加したり、削除したりすることができます。
「アクションクエリ」には以下のような種類があります。
クエリの種類 | 内容 |
---|---|
テーブル作成クエリ | 新しいテーブルを作成することができます。 |
更新クエリ | データの1部を一括で更新することができます。 |
追加クエリ | 別のテーブルにレコードを追加することができます。 |
削除クエリ | テーブルのデータを削除することができます。 |
これらのクエリは、使用頻度は少ないです。
一括でデータを更新したい場合は便利な「クエリ」です。
■3.「その他のクエリ」
最後は「その他のクエリ」です。
この中で一番使用するのが「ユニオンクエリ」です。
同じフィールドを持った2のテーブルを合わせることができます。
例えば、
1月から12月までの「売上データ」があったとします。
それを使って年間(12ヶ月分)のデータを作る場合です。
このデータを作るためには、「ユニオンクエリ」を使用します。
「ユニオンクエリ」は、SQL文を直接書く必要があります。
●「Access(アクセス)のクエリの使い方」の関連ページです。
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