クエリの演算フィールドの作成
■「演算フィールド」について説明します。
「クエリ」では、新しく項目(フィールド)を作ることができます。
例えば以下のような「売上データ」のクエリがあるとします。

項目は、「売上日」「顧客コード」「単価」「数量」です。
このとき、「単価」と「数量」を掛けて「売上金額」を計算したいですね。
「売上金額」の項目(フィールド)を新しく作ることができます。
「数量」の横の項目(フィールド)に、
売上金額:単価*数量
と直接入力することができます。
気をつけないといけないのは、売上金額の次の「:」(コロン)と「*」(アスタリスク)は必ず半角で入力する必要があります。
入力すると項目には、「[ ]」が自動でつきます。
以下のようになります。

「売上金額」の入力の幅が小さいときは、「売上金額」のフィールドで右クリックします。
「ビルド」をクリックします。
以下のような画面が表示されます。

ここで入力することもできます。
また、この画面(式ビルダ)には、いろいろな機能があります。
比較演算子をクリックで入力することができます。
また、関数などの一覧を調べることができます。
関数は、クエリの中でも使用することができます。
今回は、新しくフィールドを作って計算させましたが(演算フィールド)、新しくフィールドを作って
その中に関数などを入れて判断させることもできます。
例えば、
単価が100円以下の売上には、「赤字」を入れるとか。
売上日が、今月だったら「今月」と入れる。
など、いろいろなことができます。
●「Access(アクセス)のクエリの使い方」の関連ページです。
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