レポートセクション
■「レポートセクション」について説明します。
■「レポート」では、「レポート」がどのように構成されているのかを知っておく必要があります。
これを「レポートセクション」と呼んでいます。
エクセルでもそうですが、アクセスは本当に横文字が多いですね。
覚えるまでは、大変ですね。
「レポートの構成」とか言ってくれるといいのですが。
「レポートセクション」(構成)は、重要ですので知っておく必要があります。
まず、レポートのデザインの例を表示します。

上の例では、「製品名」で「グループ化」をしています。
「レポート」の構成は、大きく4つ分かれています。
- レポート
- ページ
- グループ化の項目(フィールド)
- 詳細
そして、「詳細」以外は皆「ヘッダー」と「フッター」をもっています。
「ヘッダー」は頭ですね。上に表示されます。
「フッター」は足ですね。下に表示されます。
■次に構成の順番です。
- レポートのヘッダー
- ページのヘッダー
- グループのヘッダー
- 詳細
- グループのフッター
- ページのフッター
- レポートのフッター
この順番はかわりません。「ページのヘッダー」が「レポートヘッダー」より先に表示されることはありません。
それぞれを非表示にすることはできます。
例えば、「レポート」の「フッター」に何も表示したくない時は非表示にすることはできます。
■それぞれについて説明します。
- レポートヘッダー
「レポート」の最初に表示する内容です。
「レポート」のタイトル名などを表示します。
- ページヘッダー
ページごとに表示する内容です。
例えば、表示する項目(フィールド)の名前を表示します。
- グループのヘッダー
グループ化した項目の内容です。
グループ化した項目(フィールド)の連結されたデータが表示されます。
グループが変わる毎に表示されます。
- 詳細
「レポート」に連結された項目(フィールド)のデータが表示されます。
- グループのフッター
グループが終わったときのフッターです。
例えば、グループ別の合計などを計算して表示することができます。
- ページのフッター
ページの終わりに表示されます。
例えば、「ページ番号」や「レポートの作成日」などを表示します。
- レポートのフッター
レポートの最後に表示されます。
例えば、データの総合計などを表示します。
この構成を考えて、レポートを作成する必要があります。
●「Access(アクセス)のレポートの使い方」の関連ページです。
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