エクセルのインポートとリンク
■「インポート」と「リンク」について説明します。
アクセスでは、外部からデータを簡単に取り込むことができます。
■1.取り込むことのできるデータは、
エクセル、他のアクセスのテーブルやクエリのデータ、dBASE、Lotus、テキストファイル、CSVファイルなどです。
殆ど取り込むことができます。
もし、あなたの会社が、マイクロソフト社の「SQLサーバー」やオラクル社のデータベースを使用しているときもそのデータを取り込むことができます。
ODBC(オーデービーシー:Open Data Base Connectivity)というミドルウェアを使ってつなげてデータをテーブルへ取り込むことができます。
このやり方は、別途説明したいと思います。
■2.次に、「インポート」と「リンク」の違いを理解する必要があります。
- 「インポート」とは、外部からデータを取り込んだあとは、データは元のデータとは切り離されます。
再度「インポート」するとデータが追加されます。
- 「リンク」は、外部のデータと繋がったままです。外部データを修正するとテーブルも修正されています。
テーブルのデータを修正すると外部データも修正されます。
■3.では、実際にやってみましょう。
「インポート」も「リンク」もやり方は良く似ています。
今回は、「インポート」について、説明します。
(1)リボンの「外部データ」タブの「インポートとリンク」グループの「Excel」をクリックします。
(2)以下の画面が表示されます。

(3)今回は、エクセルのデータをテーブルに追加しますので、「レコードのコピーを次のテーブルに追加する」の横で「テーブル名」を選択します。
一番下が、「リンク」です。
(4)エクセルファイルを選択しますので、「ファイル名」の横の「参照」ボタンをクリックします。
(5)以下の画面が表示されます。

(6)今回は「製品マスタ.xlsx」のエクセルファイルを選択します。
(7)「開く」をクリックします。
(8)以下の画面が表示されます。
前の画面に戻ります。
ファイル名が選択されています。
「製品マスタ」テーブルに追加します。

(9)「OK」をクリックします。
(10)以下の画面が表示されます。

(11)「次へ」をクリックします。
(12)以下の画面が表示されます。

(13)「完了」をクリックします。
(14)以下の画面が表示されます。

(15)「閉じる」をクリックします。
「インポート操作の保存」にチェックを入れると、今やった操作を保存することができます。
(16)データが追加されました。
(17)以下のようになります。
データが追加されました。

●「Access(アクセス)のテーブルの使い方」の関連ページです。
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