VBAとは何か(位置づけ)
■VBAとは、どのようなものでしょうか?
プログラムを組むので難しい??
アクセスでは、テーブルとクエリでいろいろなデータを加工したり、抽出したりすることができます。
でも、フォームを作成して、いろいろなデータの入力、修正、削除処理やボタンのクリックの処理などを,行うには、マクロやVBAを覚える必要があります。

図の赤丸の所です。
VBAは、Visual Basic for Appication と言います。
ブイビーエーと呼びます。
ベーシック言語のひとつです。
エクセルにも、VBAがありますが、アクセスのVBAとコードが少し違っています。
エクセルのVBAをそのままコピーしてもアクセスでは動きません。
もちろん、エクセルのVBAを作成できれば、アクセスのVBAの習得は早いですね。
VB(ビジュアルベーシック)やVB.NET(ブイビードットネット)などもビジュアルベーシックですが、
内容は異なります。
アクセスのVBAをマスターした後、VB.NETをマスタする人は多いですね。
■VBAはどのようなときに使用するかを説明します。
例えば
ボタンをクリックしてフォームを開くという処理をします。
これをアクセスで作成する場合は、
- まずフォームにボタンを作成します。
- ボタンのプロパティのイベントタブの「クリック時」の横のボタンをクリックします。
- 「ビルダの選択」で「コードビルダ」を選択します。
- ビジュアルベーシックを書く画面がでます。
- ビジュアルベーシックのコードを書きます。
フォームを開くというコードです。
以下のようになります。

■VBAのコードを記述する場所を説明します。
上のように、プロパティのイベントから直接VBAのコードの場所へいくことができます。
リボンからもビジュアルベーシックにいくこともできます。
「作成」タブの「マクロとコード」グループの「Visual Basic」をクリックします。
■VBAの処理のやり方
VBAの処理のやり方は、オブジェクト指向のやり方です。
今のプログラムは全部そうですね。
先ほどの
「ボタン」を「クリックしたら」「フォームを開く」という処理の場合は、
「ボタンを作って」「クリック時」のところに「フォームを開く」というVBAのコードを記述します。
VBAを書くのは、「フォームを開く」というコードだけです。
処理のやり方はそんなに難しくはありません。
でも、VBAを習得するのが難しいのは、いろいろなケースがあり、それぞれについて、全部内容が異なっているからです。
いろいろな場合のVBAのコードを持っておくことです。
ドラえもんのポケットですね。
●「Access(アクセス)のVBA」の関連ページです。
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